水墨画 描き方

水墨画で有名な画家

水墨画,描き方,教室,スクール

あなたは水墨画家で有名な人と言えば誰を思い浮かべますか?多くの人は水墨画家と言えば雪舟(せっしゅう)を思い浮かべるのではないでしょうか。中には今はじめて雪舟と言う名前を聞いたと言う人もいる思います。

 

雪舟の話として有名なのが寺の仏堂の柱に縛られ、足の指を使い流した涙でネズミを描いたと言う話があるので、この話で雪舟を知っている人もいるかもしれませんね。日本で水墨画の影響を大きく与えたと言われる雪舟の作品をみたいという人は作品が東京国立博物館や京都国立博物館、山口県立美術館などに水墨画作品が展示されています。

 

雪舟の水墨画作品は国宝に指定されているだけあって贋作も数多くあることで有名です。雪舟の他にも長谷川 等伯(はせがわ とうはく)が水墨画家として有名ですが、長谷川 等伯は雪舟五代を自称し、国宝指定されている作品や重要文化財に指定されている作品が多い水墨画家でもあります。

 

長谷川 等伯の作品で有名なものとしては「松林図」屏風が特に有名です。屏風絵や襖絵などの他にも人物画や釈迦、多宝仏図なども描いており、斬新な作風で時代を超えて圧倒される勢いがあります。

 

また水墨画家として他に有名な画家は「寒山拾得図」や「四十八祖像」などの作品が有名な吉山 明兆(きつさん みんちょう)や現代水墨画の大家の山田 玉雲(やまだ ぎょくうん)などは多くの本を出版し、十二支の動物の描き方や富士山の描き方などこれから水墨画を学びたいと考えている初心者にとっては参考となる本がたくさんあります。

 

水墨画家としては異色なのが大野 勝彦(おおの かつひこ)が有名で事故により両腕を失いながら水墨画を始め詩を付けてある彼の作品に感動する人がたくさんいます。